【価格、行き方、魅力紹介!】ボリビア ウユニ塩湖〜20歳の小僧がツアー会社なしで行けた話〜
ついにボリビアについて書いていくことにしました
私が行ったのは約1年半前、当時20歳でした
ずっとウユニ塩湖に行くのが夢で卒業旅行に行こうと思ったりもしていたのですが、先延ばしにし続けてしまうことを危惧して思い切って一人旅をすることにしました
私がウユニ塩湖に行きたかった理由は、簡単に言えばテレビで見た絶景の中で一番「こんなところ本当にあるのか??」と思い自分の目で確かめたかったからです
個人的な感動は書けばとんでもなく長くなってしまうと思うので、ギュッと必要な情報を記していきます。とりあえず今回はなるべくまとめられるように書いていければと思います
ボリビアという国について
なんと首都ラパスの空港は富士山よりも高い位置にある世界一高い場所にある空港です
高所に弱い体質の人は高山病によって体調を崩してしまうこともあるそう
ただ、到着してから焦らずにゆっくりと体を慣らしていけば問題はないので、夢のウユニ塩湖の前に興奮しすぎないように注意しましょう!
ウユニ塩湖のシーズン
ウユニ塩湖の楽しみ方は主に2つ
乾季に干上がったウユニ塩湖で遠近法を使ってトリックアートを楽しむ
または
雨季の鏡ばりになったウユニ塩湖を楽しむ
これらのシーズンですが、4月から11月が乾季、1月から3月までが雨季となっています
私は鏡ばりになる時期に行きたかったので、2月の中旬に行きました
ウユニ塩湖に行くまでの料金は
私はボリビアに行くと決めたのが少し遅めで、大学の春休みを利用して出発する3ヶ月前に急遽航空券を購入したので、旅費の75%以上が航空券となってしまいました
ただこれは完全に私のミスであり、それとともにボリビアでの滞在費がそれだけ安く済んだことが大きく関わっています
航空券代は時期やタイミングで変わってくると思うので、今回は抜きで現地のことをご紹介します
バス代や食事については後に旅の過程で順を追って記述しますが、ボリビアに合計6日の滞在で3万円ほどしか使っていません
アジア諸国ほどの激安とまではいかないまでも、日本よりずっと物価は安かったです
所要時間
貧乏大学生の旅ということで、安さを最優先した結果随分と遠回りな旅になっていることを予めご了承ください
ラパス到着からウユニ塩湖までの所要時間時間については以下の通り
空港→バスターミナル 30分
バスターミナル→ウユニ 8時間
ウユニ→ウユニ塩湖 2時間
移動時間までで言えばこんな感じ
私はラパス、つまりボリビアに朝到着して、次の日の朝にウユニの町に、そしてその昼にはウユニ塩湖にいました
バスは夜行バスだったので夜9時ごろに出ましたが、その間にラパスの街も散策したりしたので、決して移動だけの時間という感じではありませんでした
ボリビアの旅!ウユニ塩湖まで!
ラパス空港からバスターミナルへ
ボリビアについたのは朝方、まずは両替ですが、なぜか1万円分しか両替してくれませんでした
ちなみに通過は日本円が対応されているか不安だったので日本でドルに換金しておきました
数分後に同じ場所でもう1万円分を両替えしようとしましたが断られ、所持金少ないまま町に出ることになりましたが、ラパスの街中にしっかり両替所があるので問題はありません
街までのタクシーは相乗りで割とキツキツで乗り込みます
目的地はバスターミナル、またはサンフランシスコ寺院が最も伝えやすいと思います
これは当時英語力が高校生で止まっていた私のせいでもありますが、「バスターミナル」という言葉が通じずにアタフタしました笑
スペイン語圏だからか、どちらかというと「バステルミナル」みたいな発音が多かったように感じます
もし通じなかったら試してみてください
ラパスからウユニへ!
ラパスからウユニまではバスで時間にして8時間〜9時間ほどで着きます
バスターミナル内には目的地別に窓口があり、スタッフが目的地の名前をずっとコールしています
私は日本であらかじめネットで調べていた少し料金は高いけど快適と評判のトドツーリスモのバスを選択
せっかくの夢のウユニ、夜行バスの疲れを出来るだけ溜めたくなったという理由が大きかった
このバス、飲み物や朝食付きの上、リクライニングが140度くらい倒れるので他のバスに比べてとても寝やすい!
興奮も相まって夜行バスの疲れもほとんどなかった!
朝目を覚ますとなんというか、荒野を走っていた
朝日が眩しい、窓越しででかい!
途中バスを降りてリフレッシュするポイントがあり、バスを降りると壮大な景色が広がります
ボリビアに来たんだなぁ
ウユニの町
バスを降りるとそこはもうウユニの町の中心部
ウユニの町はとても小さい町で、町の外れの方はやはり道路も整備されていないような町
ただ中心部はそれほどでもなく、ただ少し閑散とした印象を受けました
飲食店も十分な数あり、さすが観光地とあってホテルもいくつか存在しているようです
さぁあとはウユニ塩湖に行くだけ!
ついにウユニ塩湖へ!
ウユニ塩湖へはツアーで行くことができます
ただ想像するツアーとは少し違い、予約ができるツアー会社に行って、希望の時間帯を選んで紙に名前を書くだけです
ウユニ塩湖へは基本的に6人乗りの車で行きます
紙に名前を書いて6人埋まれば出発!
カラフルな紙が会社の入り口に貼られています
ツアーの種類としては
- デイツアー(昼間)+サンセット
- サンセット
- ナイトツアー
- スターライト+デイブレイク(日の出)
といったところでしょうか
私はデイツアー+サンセットとスターライト+日の出の2回行きました!
昼 夕 夜 朝 と全て効率よく見れます!
デイツアー+サンセット
デイツアーではウユニ塩湖の前にいくつか他の観光地にも連れて行ってくれます
まずは汽車の墓場と言われる場所から!
ここは名前の通りかつて使われていた汽車が放置されて、今では観光地となっています
時の流れを感じさせます
そして雲が近いように感じます、ここは富士山と同じくらいの高さ!
その後すぐに小さなお土産屋さんが並ぶ休憩所に、ここで売られている置き物や人形は全て塩でできているものです!
さすが塩湖と言われるだけのことはありますね、。
さて、これらのスポットを堪能したあとについにウユニ塩湖へ!
車を走らせると、巨大な湖が見えてきます
が、
なんだか濁っている、しかも水位も高い
写真で見るウユニ塩湖では人が立っていたけれど、どう見ても膝下くらいまではありそうです
その道をゆっくりと進んで行きますが、どこまで行っても濁っています
だいたい30分ほどそのまま車は走ります
前日が嵐だと聞いていたので、運が悪かったのか
と思っていたその数十分後
気づけばあたりはウユニ塩湖!
本当に気づいた時にはこんな景色が広がっていました
テレビで見たウユニ塩湖は本当に存在しました!
いや、自分の目で直接見る本物はそれ以上!
ウユニ塩湖はその名の通り、塩でできた湖で、溶けきらない塩が足元に転がっています
試しに靴を脱ぎましたが、裸足はめちゃくちゃ痛かったです
あと、塩の濃度が異常に高いため、はねた水が服につくと、そのまま乾いた後に塩が付着するのでご注意ください
そしてこの広大な景色の真ん中でランチ!
最高です!
ウユニ塩湖では強い太陽の光が湖に反射することもあり、日焼け対策はマストです!
夏のように暑かったわけではないのに、私の顔は真っ赤になってしまいました、サングラス、日焼け止め等の準備は忘れずにしましょう。
夕方のサンセットも想像以上に美しく、時間を忘れるというよりは、そこに時間が流れていないような、そんな場所でした(伝われ!)
実は昼過ぎに一瞬だけとても天気が悪くなったのですが、その反動か、いつも以上に綺麗だと運転手の方が話していました
そして私たちが撮った写真が本当に綺麗だったようで、帰った後に他の運転手に「これすごいだろ!俺のとこのお客さんが撮ったんだぜ!」と自慢していました笑
帰った後も夢が叶ったことの幸せでいっぱい、一緒にツアーに行った人たちとご飯を食べ、夜のツアーにも行くことに!
スターライト+デイブレイク
時刻は夜中の3時
この時間からウユニ塩湖を目指し日の出を待つとともに星空を眺めます
夜はだいぶ冷えるので暖かい格好をしていくことをおすすめします
星空のツアーにおいては新月のシーズンが人気のようです
理由としては月が見えないことによってそのぶん星の光が映えるからです
私が行った日は新月の日ではありませんでしたが、それでは一面星に囲まれるような景色を見ることができました
そしてだんだんとあたりが明るくなります
自分が立っている世界があまりに広いためか、普通の日の出のような感じではなく、水平線そのものが地の底からだんだんと光を帯びてくるような!
朝の静かな空気もまた一味違う魅力がありました
ほぼ24時間興奮して疲れてしまい、帰りの車はほぼみんな寝ていました
もちろん宿に帰ってから気絶するように寝ました
私は3日ほど滞在する予定ではありましたが、まさかの強運で1日で全て堪能してしまいました
ただ、ウユニ塩湖はもちろん自然が作り出す物なので、天気などの心配を考えると余裕を持った日程が組めるのであればそれに越したことはないかと思います。
ちなみにこの後ひょんなことから、本当にひょんなことから予定にはなかったペルーへ向かうことになりますがそれはまた別の話で笑
【まとめ】20歳の貧乏学生でもウユニ塩湖に行けた!
今振り返ってもこの経験に関しては「よかった!」この一言に尽きます
南アメリカなんてお金、時間、英語力、いろいろ必要なものがあるんでしょう?と思われるかもしれませんが
私の場合実際ウユニ塩湖を堪能するまでで3日で終えることができましたし、お金もアルバイトで稼いだだけです、特別なことをしているわけでもありません、英語力?バスターミナルすら伝えられなかったわけです笑
意外と壁は想像以上に高くなかったりします!
実際私がこの旅で出会った日本人のなかで1番年下でした
ウユニに行く日本人観光客は年々増えているそうで年間数万人が訪れます
南米は危ないから、と言われるかとは思いますが、しっかりと自己管理をすれば過度に心配することではないのかなと思います
死ぬまでに見たい景色と言われていますが、そんなことは言わず、思い立ったらすぐ行動!
ぜひ一生の思い出を作りましょう!
以上!